こんにちは。アキラです。
普段から資産形成の勉強の為、億万長者の人が、億万長者になれた資産形成方法の本を、読み漁っているのですが、実はKONAMIさんから出ているゲームで『桃太郎電鉄シリーズ(通称桃鉄)』が、現実で資産形成をする上で、必須なことが盛り込まれていて、めちゃくちゃ資産形成を学ぶ上で分かりやすいんですよね。
実際に億万長者の方がやられている方法と、ゲーム内で資産を増やしていくやり方が似ているので、この記事で、億万長者の方もやっている資産形成方法を、『桃太郎電鉄シリーズ(通称桃鉄)』とリンクさせて、楽しく紹介出来たらと思います。
※『桃太郎電鉄シリーズ(通称桃鉄)』を分からない方にも分かるように、ゲーム内のことを説明していますが、知っていると尚楽しめると思います。
★桃太郎電鉄から学ぶ資産形成方法の記事を読むメリット★
- 実際に億万長者の方がやっている資産形成方法を学べる
- 堅苦しくなく、ゲームをやっているかのようにわかりやすく学べる
- 今後桃鉄をプレイする際に、記事内の事を意識することで、資産形成の勉強ができる
ゲーム桃太郎電鉄から学ぶ資産形成方法
『桃太郎電鉄シリーズ(通称桃鉄)』を知らない人のために、まずどういうゲームかを簡単にご説明します。
桃鉄は双六のようなゲームで、プレイヤーはスタート時全員一律の金額を受け取ります。
最初に決めた年数が終わった時、資産を一番増やしていたプレイヤーの勝ちです。
ざっくりいうとこのようなゲームです。
資産の増やし方は、現金をもらえるマスに止まる、目的地(全国のどこかの駅で、誰かが到着すると場所が変わる)に到着する、他のプレイヤーから奪う、物件購入して、決算時に収益を受け取るなど様々です。
ではざっくりどういうゲームか分かった所で、『桃太郎電鉄シリーズ(通称桃鉄)』から学ぶ資産形成方法をご紹介します。
①資産を産み出す黄金パターン『福利の力』
『桃太郎電鉄(通称桃鉄)』で資産を増やして1番になるためにやることは、4つだけです。
『他人よりお金を減らさないこと』・・・『節税・節約』
『他人よりお金を増やすこと』・・・『収益の最大化』
『他人より物件を購入すること』・・・『投資』
『物件購入して、決算で得た収益は、再度物件購入に当てる』・・・『福利』
これ資産形成本には、必須で書かれているのですが、このブログのテーマとしても掲げている『節税・節約』『収益の最大化』『投資』『福利』なんですよ。
億万長者になるためには、大枠でいうとやることは『節税・節約』『収益の最大化』『投資』『福利』この4つだけです。
①『節税・節約』をして余剰金を作る
②今のお給料だけではなく、『収益の最大化』を図り、入ってくるお金を増やす
③①で作った余剰金、②で入ってくるお金を投資に回す
④③で投資したものから入ってくるお金も、全て投資する
この4つを永遠にやり続けるだけです。
『桃鉄』をやったことある方なら、経験あるかと思いますが、ゲームの序盤は、自分の所有している物件が少ないので、決算時に貰える金額も少ないですよね。
ですが、上の4つのことをやり続けて、ゲーム終盤まで行くと、えげつない位の金額が決算時に貰えるようになります。
それこそ、ゲーム内で正当にお金を貰える行動(青・プラスマスに止まる、目的地に到着する、各イベントetc)をするより、決算時にもらえる金額の方が大きくなります。
「物件を購入して、その物件が産んでくれた収益を翌年、再度物件を買う」
この行為が福利の力を産む行為です。
福利についてもっと知りたい方は、下記記事をご覧ください。
こんにちは。アキラです。 単利と複利ってみなさん聞いたことありますか?私はお金について勉強をしてから、初めて聞きました。 社会人になって仕事をするようになっても、お金について学んで[…]
では試しに現実世界で上記4つの行動をやった場合のシミュレーションです。
①番②番で頑張って月5万円作れたとしましょう。
月5万円を株式投資(③番)に回す。
株式投資から得た配当金も全て投資する。(④番)
ジェレミー•シーゲル著「株式投資の未来」p196に「株式の平均リターンは、どの時期にも一貫して年率6.5%〜7%のレンジを維持している。」と書かれています。
『米国株に毎月5万円』『配当金は使わず再投資』『50年間運用』『年率7%』の条件とした場合、どのようなリターンになるかシュミレーションしてみます。
3000万円の投資資金に対して、税引後でリターンは1億5600万円です。
あくまでジェレミー・シーゲル教授の、研究結果の平均年率に沿ったシュミレーションですが、『節税・節約』『収益の最大化』『投資』『福利』のインパクトは伝わったのではないでしょうか。
『桃鉄』でプレイ年数を重ねていけば、終盤辺りは、決算時に貰える金額がとんでも無いことになりますが、これ現実世界でも同じで、「秒速で1億円稼ぐ男」というキャッチコピーでお馴染みの、与沢翼さんは、福利の力を徹底しており、何もしなくても自分が保有している資産で年間9,000万円位稼ぐと言っています。
(数年前に見たTVで言っていたことなので、毎月資産を増やしていると思うので、今はもっと入ってくるお金を大きいと思います。)
ブログタイトルにもあるように、当ブログは普通のサラリーマンが、1億円稼ぐというコンセプトをもとにやっています。
上記でシミュレーションした、毎月5万円株へ投資は、私も実際に行っており、毎月結果をブログにて報告していおりますので、興味ある方は見てください。
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②現金保有だけでは、投資家に一生勝てない
①資産を産み出す黄金パターン『福利の力』で紹介した通り、『桃鉄』で他プレイヤーに勝つには、とにかく物件購入(投資)をして、決算時に得た収益を再度物件購入に当てる。
これにつきます。
『桃鉄』をプレイしているときは、当たり前のように、上記のことを全プレイヤーが行います。
なぜなら、物件を買わず、現金保有だけしていても、物件を購入していくプレイヤーに一生勝てないからです。
理由は下記2点にあります。
①他からの収益が発生しない
ゲーム画面の「決算」© さくまあきら© Konami Digital Entertainment
物件を購入していると、決算時に収益を貰えるのに対して、現金保有だけだと、他からの収入源がありません。
他のプレイヤーも現金収入は当たり前のように行いますから、他からの収益が無いと、差は広がる一方ということです。
これはゲームの世界だけではなく、現実世界でも同じで、この事をもっとも明らかにしたのが、
フランスの経済学者トマ・ピケティ氏の『21世紀の資本』で有名なのが、「r>g」という不等式です。
要は、資本収益が労働収益を上回るので、労働収益だけでは、格差が広がるということです。
(詳細を一応記載しておきますが、難しいので飛ばしていただいても大丈夫です。)
「資本主義の富の不均衡は放置しておいても解決できずに格差は広がる。格差の解消のために、なんらかの干渉を必要とする」
その根拠となったのが、「r>g」という不等式で、「r」は資本収益率を示し、「g」は経済成長率を示します。
『21世紀の資本』では、18世紀まで遡ってデータを分析した結果、「r」の資本収益率が年に5%程度であるにもかかわらず、「g」は1~2%程度しかなかったと指摘しています。
そのため、「r>g」という不等式が成り立ちます。
②現金だけ持っているのはリスクが高い
『桃鉄』では、持っている現金を全額・半額・1/4のいずれかをスられるイベントがあります。
ゲーム画面の「スリの銀次」© さくまあきら© Konami Digital Entertainment
その他にも他人のお金と自分のお金を交換する「とっかえっこカード」や、
ゲーム画面の「所有カード一覧」© さくまあきら© Konami Digital Entertainment
持ち金が全てのプレイヤーが均等になる「たいらのまさカード」
ゲーム画面の「たいらのまさカード」© さくまあきら© Konami Digital Entertainment
現金保有のみでは、かなりリスクがあります。
もちろん、現実世界では、有り金全て盗まれたり、交換されたり、国民全員同じ所持金にされるなどありませんが、紙幣の価値は、物価のインフレとともに下がっています。
その根拠が、下記画像です。
出典:ジェレミー•シーゲル著「株式投資の未来」p195
こちらは、ジェレミー・シーゲル教授が1ドルを200年間、「米国株投資」「長期国債」「短期国債」「金」「預金」それぞれ保有し続けた場合の研究結果ですが、「預金」のみ価値が下がっています。
1ドル(100円)が200年間かけて、0.07ドル(7円)になったということです。
※わかりやすく1ドル100円計算です。
この画像1枚でも、現金保有のみでは、資産を保有している投資家に勝てないとわかりますよね。
③物件(資産)を保有していると、臨時収入がある
『桃鉄』では、物件を持っていると、臨時収入イベントが起きます。
ゲーム画面の「臨時収入」© さくまあきら© Konami Digital Entertainment
この臨時収入イベントは、物件保有の数が多いほど、該当物件が多くなるため、確率が高くなります。
当然、現金保有だけしているプレイヤーには無い恩恵です。
現実世界でも、例えば、株投資していた先が、配当金増配したり、所有していた土地が地場が上がったりなど、投資をしていなければ得られない恩恵があります。
こういったところも、現金保有のみのプレイヤーと格差が広がる要因になります。
④物件(資産)を持っていることによるリスクもある
とはいえ、いくらゲームでも『桃鉄』は、しっかりと物件を保有していると起こりうるリスクがあります。
例えば、この台風イベント、こちらは、台風が発生している地域の物件を保有していると、損害費用が発生します。
ゲーム画面の「台風イベント」© さくまあきら© Konami Digital Entertainment
現金に余裕がないと、保有物件を手放さないといけなくなります。
また減反政策イベント、こちらは、農林水産系の物件(畑や田んぼなど)を、サイコロの数だけ手放さないといけないもの。
ゲーム画面の「減反政策イベント」© さくまあきら© Konami Digital Entertainment
農林水産系の物件は購入額は高いものの、収益率は高く無いものが多いので、購入額回収までに時間がかかります。
そのため、減反政策イベントが発生してしまうと、回収する前に手放す可能性が高くなるので、購入額割れを起こして、投資としてはマイナス計上です。
こちらも現実世界では起こりうるもので、株価が暴落したり、配当金が無配になったり、地場が暴落したりと、投資にはリスクもあります。
なので、①資産を産み出す黄金パターン『福利の力』で紹介したように、投資は余剰金で行う必要があります。
投資に回しているお金が減ってしまったら、生活に困ってしまうような、生活費まで、投資に回さないことが大切です。
⑤リスク回避
『桃鉄』の醍醐味といえば、貧乏神の存在です。
ゲーム画面の「貧乏神」© さくまあきら© Konami Digital Entertainment
この貧乏神が目的地から一番離れていたプレイヤーにまとわりついて、悪さをします。
物件売ったり、通常より高い金額でカードを買ってきて、無理矢理買わされたり・・・
この貧乏神が進化すると、下記画像のキングボンビーになりえげつないほど、お金が減っていきます。
ゲーム画面の「キングボンビー」© さくまあきら© Konami Digital Entertainment
なのでプレイヤーは①資産を産み出す黄金パターン『福利の力』で紹介した、他のプレイヤーよりお金を失わないように、貧乏神に取り憑かれないような立ち回りをします。
例えば、目的地から一番離れている人に貧乏神が取り憑くので、1着になれないと分かっていても、2〜3着になるようにする、物産系の物件だけでなく、農林水産系の物件も買うなど。
これがいわゆるリスク回避です。
『桃鉄』というゲームの中で自然に行えている、リスク回避は現実世界でも非常に大切です。
特に現実世界とリンクしているのは、物産系の物件だけでなく、農林水産系の物件も買うという行為。
物産系の物件(各地方の名産品販売店やテーマパークなど)は、購入額が安く、収益率も高いため、すぐに元が取れるものがほとんど。
対して、農林水産系の物件は、購入額が高く、収益率も低いため、元取るのに時間がかかるが、貧乏神に勝手に売られないし、借金しても、物産系の物件は借金返済額に達する迄全て売られるけど、農林水産系の物件は、借金があっても売らなくていいなど、リスク対策になっています。
これは株式投資などでは、ポートフォリオを分散すると言いますが、要は1つの銘柄や、1つのジャンルの株にだけ投資をせずに、保有銘柄を分散したり、様々なジャンルの銘柄を保有する、株だけではなく、不動産や債券など、資産を分散しておくことがリスク分散につながります。
リスク分散も非常に資産を増やす上で大切なことですので、ここをサボらずやることも資産形成には求められます。
まとめ
桃太郎電鉄から学ぶ資産形成方法はいかがだったでしょうか。
仮に私が、子供に資産形成方法を教えるとしたら、まずは「桃鉄」をプレイさせます。
プレイした後に、資産を増やせた場合は、なぜ資産を増やせたのか、増やせなかった場合はなぜ増やせなかったかを考えさせて、そこからゲーム上でのアドバイスでもあり、実世界でのアドバイスでもある、上記のことを伝えます。
資産形成ってやることの大枠はすごくシンプルで、『節税・節約』『収益の最大化』『投資』『福利』をやるだけなんですよね。
資産形成って聞くだけで難しく考えてしまうかもしれませんが、上記のことを意識しながら「桃鉄」をやるだけである程度身につきますし、できる範囲から現実世界でもやっていけばいいと思います。
『節税・節約』なんかは、やろうと思えば、今すぐに出来ますし、『投資』も難しく考えないで余剰金を株投資に充ててみるなど、一歩踏み出すことが大切です。
このブログでは、サラリーマンの私が、実際に行っている資産形成方法や、効果があった『節税・節約』『収益の最大化』『投資』『福利』の方法を記事にしています。
是非今後ともよろしくお願いします。
こんにちは。アキラです。 今回の記事はこういった人に向けての記事です。将来に向けて資産形成をしたいけど、何をすれば良いのかな?米国株投資に興味を持っているけど、本当に大丈夫なのかな?短期ではなく長期投資[…]