こんにちは。アキラです。
今やYoutubeを超えるとも言われている中国企業ByteDance社の『TikTok』
若い世代に爆発的な人気を誇るのですが、理由としては、数年前に比べてYoutube市場に、大物芸能人も参戦してくるほど、視聴者がいつでも見れるコンテンツが増えています。
視聴者が見れる時間は限られているのに、コンテンツが膨大なので、視聴者の時間の取り合いとなります。
視聴者側も、限られている時間でより沢山見たいと思えば、必然的に長い動画は見なくなります。
『TikTok』はショートムービーかつ、自分の興味のあるショートムービーが流れるようになっているので、限りある時間でも満足することが出来ます。
『TikTok』で生まれたダンスは爆発的に流行るなどの側面も持っています。
そこで投資家なら、こう考えます。
爆発的な人気の『TikTok』→株の価格いくらかな?→株を仕込んでおけば儲かるか
今回はそういった方に向けて、
TikToK株は買えるのか?
結論、現段階ではTikTokの株は購入出来ません。
理由としては、まだ上場していないからです。
一応TikTokの親会社のバイトダンスがIPO(新規株式公開)予定はあったようですが、そちらも延期になる可能性があると、Bloombergが記事にしていました。
中国発の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)が新規株式公開(IPO…
記事の中では、中国当局による一連のテクノロジー企業締め付け強化が背景にあることと、IPO(新規株式公開)が延期された場合は、バリュエーションの低下につながると言われています。
TikToK株(バイトダンス)の将来性とは
結論、TikToK(バイトダンス)の将来性は私個人的にはあると思っています。
大きな理由を2点まとめました。
2500億ドル超の企業価値
少し前に「東洋経済ONLINE」から、TikToK(バイトダンス)に触れた記事が公開されました。
動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の親会社、北京字節跳動科技(バイトダンス)の未公開株式がセカンダリー市場で2500億ドル(約27兆5000億円)超の企業価値評価で取引されている。https://toyokeizai.net/articles/-/420065
約27兆5000億円って言われても、どれ程の規模感、価格感か分からないという方もいらっしゃると思うので、
企業価値と時価総額は正しくは違うのですが、一応時価総額を企業価値として紹介されることもあるので、日本企業の時価総額と比べてみます。
https://r.nikkei.com/markets/ranking/caphigh より参照
これが日本の時価総額TOP10ですが、1位はトヨタで31億4,800万円、2位はソニーグループで13億9,000万円なので、時価総額ベースでいくと、トヨタの次ということになりますね。
ちなみに世界の時価総額ランキングはトヨタが36位なので、37位38位くらいですかね。
コカコーラやネットフリックスより企業価値が上の想定です。
Youtubeを超えるユーザー1人あたりの滞在期間
こちらは、2021年5月のアメリカ、イギリス、韓国での『Youtube』『TikTok』のユーザー1人あたりの滞在期間を表したグラフです。
https://www.appannie.com/en/insights/market-data/mobile-market-pandemic-recovery-signs/ より参照
アメリカとイギリスでは、『TikTok』の方が見られているということになります。
韓国はまだ『Youtube』が圧倒していますが、この差はある意味伸び代かもしれませんね。
『Youtube』で見ていた人が『TikTok』に流れた場合、その差は一気に埋まりますからね。
あとは『TikTok』はグラフが右肩上がりに対して、『Youtube』は横ばいからやや下がっている状況です。
現在の企業価値と、動画サービス界の将来的な方向から、TikToK(バイトダンス)株に将来性があると判断しました。
まとめ
日本だとトヨタの次、世界で見たときには、時価総額がTOP50に入るクラスのIPO(新規株式公開)した時の盛り上がりは凄いことになりそうですよね。
『Youtube』がショートムービー志向になってきているなとは感じていたのですが、きっと『TikTok』の影響でしょうね。
Youtuberもショートムービー志向になって来ていますよね。
ただ『Youtube』層を全て『TikTok』が飲み込むとは考えずらいので、しばらく共存していくのかなと思います。
『TikTok』は世界に進出するチャンスがありますし、アフリカと中国はかなり密になってビジネスしていたりするので、アフリカの人口を『TikTok』が取り込めば、かなり強いと感じます。
個人的にもIPO(新規株式公開)期待しています。