日本マクドナルド株(2702)VS米国マクドナルド株(MCD)どちらが得か?

こんにちは。アキラです。

 

よく日本株より米国株がいい、米国株より日本株の方がいいと議論されていますが、果たしてどちらがいいのか、あくまで1例ですけど、検証してみたいと思います。

 

 

前回の『オリエンタルランド』VS『ウォルト・ディズニー』に続いて第2弾となります。

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検証する上でうってつけの株は、どちらもマクドナルド関連ですが、

日本マクドナルドホールディングス』と『マクドナルド』の株です。

 

ルールは以下の通りです。

 

 対象期間は直近10年間

 10年前の2011年6月に『日本マクドナルドホールディングス』100株分とその同額を『マクドナルド』株を購入

 株の追加購入はしない

 1USD 100円で換算

 

以上がルールです。

複利の力で資産を増やしていく特徴の米国株には少し不利ですが、果たしていかに。

 

日本マクドナルド株VS米国マクドナルド株 どちらが得か?

レストラン, 人, 男性, 女性, 食べること, 食品, ハンバーガー, フライド ポテト, 朝食, 昼食

 

日本マクドナルドホールディングス株VSマクドナルド株ですが、株主に利益を与えてくれるものとして、株価成長、配当金、株主優待があります。

 

お互いの条件を並べて確認していきます。

 

株価成長(キャピタルゲイン)

 

『日本マクドナルドホールディングス』

 

https://finance.yahoo.com/quote/2702.T?p=2702.T&.tsrc=fin-srch より参照

 

10年前の2011年6月の株価は1株2,048円です。

日本株は単元買い、つまり100株単位でしか購入出来ないため、100株204,800円で購入とします。

 

 

2021年6月23日現在、株価は1株4,965円となっているため、

204,800円→496,500円となっております。

 

 

利益は約30万円ほど

 

 

『マクドナルド』

 

 

https://finance.yahoo.com/quote/MCD?p=MCD&.tsrc=fin-srch より参照

 

 

日本マクドナルドホールディングスと同じ画面ですと、2011年6月の株価が確認出来なかったため、同じyahoofinanceのサイトですが、さらに細かく見れるチャートで確認しました。

 

 

2011年6月の株価は、80.60USD

1USD100円で計算すると、1株8,060円

 

 

204,800円分購入すると『マクドナルド』は25株となります。あまりは3,300円

 

 

2021年6月22日現在、『マクドナルド』は1株233.88USDですので、

233.88USD(23,388円)×25株=584,700円

 

 

204,800円→584,700円となっております。

 

利益は38万円ほど

 

 

配当金(インカムゲイン)

 

 

『日本マクドナルドホールディングス』

 

https://jp.investing.com/equities/mcdonalds-holdings-company-japan-l-dividends より参照

 

 

マクドナルド』の過去の配当金が載っている所がみつからず、唯一見つけたのが、私がいつも愛用させていただいている『Investing』だけだったので、こちらを参考にさせていただきます。

※データ前にも配当金を払っていたらごめんなさい。

 

 

データ上ですと、2016年12月28日より配当金支払っています。

2016年から2021年6月までで、1株あたり、312円の配当金ですので、

312円×100株=31,200円となります。

 

 

『マクドナルド』

https://jp.investing.com/equities/oriental-land-co-ltd-dividends より参照

 

 

マクドナルド』に関しては、42年間連続増配している驚異的なインカムゲインを誇ります。

 

 

2011年8月から2021年6月までで、1株あたり、38USD(3,800円)の配当金ですので、

3,800円×25株=95,000円となります。

 

 

株主優待(インカムゲイン)

 

最後に株主優待ですが、こちらは日本株の『日本マクドナルドホールディングス』にのみ与えられた権利です。

 

 

100株保有していると6月と12月に下記画像のような、バーガーとサイドメニューとドリンクと引き換えできる優待券×6枚(1冊)が株主優待でくれます。

 

 

10年間ですが2011年6月に株を購入しても権利落ち日が間に合わないかと思いますので、最初にもらえるのは2011年12月となるため、19冊もらう事になります。

 

 

https://www.mcd-holdings.co.jp/ir/individual/shareholder_benefits/ より参照

 

 

6枚×19冊なので、114枚

金券ショップで、1枚の買取価格が580円でしたので、580円×114枚=66,120円分となります。

 

 

日本マクドナルド株VS米国マクドナルド株どちらが得か?直近10年間の結果

ハンバーガー, チーズバーガー, グリル, ファーストフード

 

 

『日本マクドナルドホールディングス』

 

株価成長(キャピタルゲイン)  291,700円の利益

配当金(インカムゲイン)    31,200円の利益

株主優待(インカムゲイン)   66,120円の利益

 

 

『マクドナルド』

 

株価成長(キャピタルゲイン)   379,900円の利益

配当金(インカムゲイン)     95,000円の利益

 

 

『日本マクドナルドホールディングス』    389,020円

『マクドナルド』474,900円

 

となり、直近10年間で株主により恩恵を与えたのは、『マクドナルド』となりました。

 

まとめ

 

前回の『オリエンタルランド』VS『ウォルト・ディズニー』の結末とはまた違った形になりました。

 

 

今回の差はキャピタルゲインの差でした。

日本マクドナルドホールディングス』の配当金+株主優待と『マクドナルド』の配当金はほぼ一緒でしたので。

 

 

ただ今回のように株主優待をお金に換金出来ればいいのですが、株主優待を貰ってそのまま使ってしまったり、売れなかったりすると、配当金を株式再投資して、株枚数を複利で増やしていける米国株が有利になったりします。

 

 

株主優待を使ってしまうと複利の力が得られないのと、日本株が1株で買えないので、米国株の方が買いやすいので、米国株を勧める人が多いんですよね。

後は株価成長率が米国株の方が日本株より高いので・・・

 

 

株式市場では30年以上のキャリアをもち、FOX、CNBC、ウォール・ストリート・ジャーナル、Bloomberg、Barronsなどの有名メディアにも出演しているマーク・リクテンフェルド氏が高配当米国株のレポートを無料で提供しているようです。

 

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