こんにちは。アキラです。
本日Yahooのトップページにて、興味深い記事が掲載されていました。
ニューヨーク非営利報道組織プロパブリカ(ProPublica)の調査報道によると、Amazonの創業者、ジェフ・べゾフ氏や、テスラのCEOイーロンマスク氏が2018年に所得税0に抑えたという記事です。
とは言え、上記記事は、あくまで概要だけになっているので、
本記事では、プロパブリカ(ProPublica)の原文を翻訳して、大富豪の節税対策を掘り下げていこうと思います。
以下、ブログのこだわりを少しだけ書いているのですが、興味ない方は、本題まで読み飛ばして頂いて大丈夫です。
本サイト「大富豪の錬金術で1億円稼ぐ!!」は、情報元のほとんどをアメリカのサイトから直接引っ張ってきています。
理由は情報の鮮度(質)が落ちるからです。
魚の流通で見れば分かりやすいんですが、下の図のように生産者から消費者まで届く工程が多くなると、鮮度が落ちるんですよね。
これ、情報も一緒で、アメリカの情報を日本で仕入れて、誰かが公開する。
その公開したものを参考にして、公開→公開とやっていくと原文が薄れてしまうんですよ。
(もしかしたら、原文で足りないものを誰かが補足し公開、それを参考にさらに補足し公開と、情報が密になる可能性もあるかもしれませんが・・・笑)
なので、世界の金融のトップ、アメリカの情報をダイレクトで読んで、参考にして記事にしていくほうが、より皆さんに鮮度(質)の高い記事をお届け出来るかと思い、意識してやっています。
イーロンマスク氏、ジョフ・べゾフ氏の所得税は0!?
who is the world’s second richest person, did not pay United States federal income taxes in 2018, according to an analysis published by ProPublica.
The Tesla CEO paid a 3.27 per cent true tax rate, or $455 million, for his wealth growth of $13.9 billion over the five-year period between 2014 and 2018, ProPublica reports.
His taxable income during that five-year period was $1.52 billion, the publication added, but Mr Musk didn’t pay anything in federal income taxes in 2018.
(世界第2位の富裕層である株式会社TeslaのCEOであるM.O.K.は、ProPublica社が発表した分析結果によると、2018年に米国の連邦所得税を支払っていませんでした。
テスラのCEOは、2014年から2018年までの5年間で139億ドルの富を増やしたことに対して、3.27%の真の税率、つまり4億5500万ドルを支払ったとプロパブリカは報じています。
その5年間の課税所得は15億2,000万ドルでしたが、マスク氏は2018年に連邦所得税を一切支払っていないと同誌は付け加えています。)
https://www.independent.co.uk/news/world/americas/elon-musk-income-taxes-propublica-b1862013.html より参照
In 2007, Bezos “did not pay a penny in federal income taxes,” and he also avoided any federal income tax liability in 2011, the article said.
(2007年、ベゾスは「連邦所得税を1ペニーも払わなかった」とし、2011年も連邦所得税の支払いを免れたと記事は伝えています。)
なぜこんなことが起きるのかというと、米国では富裕層になればなるほど、税金を合法的に圧縮できる方法が増えるからです。
億万長者といえば、現金を大量に保有しているように思えるかもしれませんが、実は億万長者の資産は、株式や不動産として保有していることの方が多いです。
そして億万長者の資産は株式や不動産の価値の上昇に基づいていることが多く、それらの資産を売却しない限り、課税対象にならないのです。
株や不動産は、配当や家賃収入が入ってきてそれ自体に税金はかかりますが、保有している、株や不動産を売却しなければその保有している資産分は課税対象にならないということです。
本サイトで、いくつも大富豪の特性を記事にしていますが、彼らはお金を外に出さず【節税・節約】、利益を最大限上げて【収益の最大化】、かつ【投資】を行いお金にお金を産ませているのです。
こんにちは。アキラです。 私は「大富豪の錬金術」で1億円稼ぐ!!とブログ名にもあるように、大富豪の人が大富豪になったやり方を参考にして、1億円稼ぐということをコンセプトに記事投稿しています。 […]
アメリカの大富豪は税金をほとんど払っていない!?
The article said that according to ProPublica’s calculations, Buffett’s “true tax rate” was just 0.1%, or $23.7 million in taxes he paid on wealth growth of $24.3 billion, during the five-year time frame.
(記事によると、ProPublica社の計算によると、バフェット氏の「真の税率」はわずか0.1%、つまり5年間で243億ドルの富を増やした際に支払った税金は2,370万ドルだったという。)
Bezos, who as founder of Amazon has become the world’s richest person, paid slightly less than 1% in ProPublica’s true tax rate, or $973 million, on wealth growth of $99 billion during the five-year period. Bezos’ actual taxable income during that time was $4.22 billion, the report said.
(アマゾンの創業者として世界で最も裕福な人物となったベゾス氏は、5年間で990億ドルの資産増加に対して、プロパブリカの真の税率である1%をわずかに下回る9億7,300万ドルを支払っていました。その間のベゾス氏の実際の課税所得は42億2,000万ドルだったという。)
The world’s second-richest person, Tesla CEO Elon Musk, paid a 3.27% true tax rate, or $455 million, on wealth growth of $13.9 billion, ProPublica said.
(世界第2位の富豪であるテスラ社CEOのイーロン・マスク氏は、139億ドルの富の増加に対して、3.27%の真の税率、つまり4億5500万ドルを支払ったとプロパブリカは伝えています。)
ProPublica, citing confidential IRS data it obtained on thousands of wealthy people, reported that the 25 richest Americans “saw their worth rise a collective $401 billion from 2014 to 2018.”
But those people paid a total of just $13.6 billion in federal income taxes for those five years, which “amounts to a true tax rate of only 3.4%,” the article noted.
(ProPublica社は、数千人の富裕層について入手したIRSの機密データを引用し、最も裕福な25人のアメリカ人は、”2014年から2018年にかけて、その価値が合計で4,010億ドル増加した “と報告しました。
しかし、それらの人々は、その5年間で合計136億ドルの連邦所得税しか払っておらず、「本当の税率はわずか3.4%にしかならない」と記事は指摘しています。)
投資の神様「ウォーレン・バフェット」の税率は0.1%、Amazonの創業者「ジェフ・べゾフ」の税率は1%以下、テスラ社のCEO「イーロンマスク」の税率は、3.27%
そしてアメリカの大富豪25人の平均税率は3.4%とのこと。
アメリカが大富豪にとって節税しやすい環境なのかもしれませんが、大富豪の税率が低いということは、彼らがいかに節税対策をしているかが分かるかと思います。
また一方、アメリカの平均的な家庭の税率はというと
In contrast, the median U.S. household in recent years earned around $70,000 annually and paid 14% of that in federal taxes. Couples in the highest income tax rate bracket paid a rate of 37% on earnings higher than $628,300, the report said.
(一方、近年の米国の中央値の世帯は、年間約7万ドルの収入があり、そのうち14%の連邦税を支払っていました。所得税率が最も高い層の夫婦は、628,300ドル以上の収入に対して37%の税率を支払っていたという。)
節税の手段が、一般的な家庭は少ないのかもしれませんが、大富豪が平均3%台に対して、中央値の世帯は、約5倍の14%です。
資産を築くに当たって、「節税・節約」は切っても切り離せないと、再認識させてもらえて記事でした。
参考にした記事
Mr Musk paid a true tax rate of just 3.27 per cent from 2014…
Billionaires like Jeff Bezos of Amazon, Elon Musk of Tesla, …
まとめ
イーロンマスク氏やジェフ・べゾフ氏が所得税払っていない年があったという所から、アメリカTOP25の大富豪の平均税率、アメリカ人の収入中央値にあたる世帯の平均税率まで記事にしました。
本サイトで何度も記事にしているのですが、大富豪への方程式は【節税・節約】×【収益の最大化】×【投資】です。
【節税・節約】分野の記事よりも【投資】関連の記事が多くなってしまっていましたが、実用的な【節税・節約】分野の記事も書いていきたいと思います。