米国株アイディアノミクス【IDEX】とは一体どんな会社?事業内容は?

こんにちは。アキラです。

 

最近Twitterでは小型テーマ株投資で盛り上がりを見せているように感じます。

特にアイディアノミクス【IDEX】はかなりTwitterで盛り上がりを見せており、その盛り上がりは、世に仮想通貨が知れ渡った時のよう(結構盛ったかも知れません笑)

 

けっこう資産を持っている方も投資しているので、株をやり始めた投資家が、買おうかなと思うかも知れませんが、ちょっと待ってください。

 

アイディアノミクス【IDEX】のビジネス内容はしていますか?

私も気になって調べてみたのですが、実は日本の検索サイトで調べてみても、ほとんどこの企業の記事は出てこないのです。

 

試しに楽天証券でティッカーコード【IDEX】で調べてみると、企業概要はこんな感じです。

https://www.rakuten-sec.co.jp

電気自動車(EV)、フィンテック、人工知能、ブロックチェーン、最近話題のテーマを詰め込んだような内容ですね。

ただはっきり言って、この内容でなんのビジネスをしているのかわからない。

 

そこで今回は、アイディアノミクス【IDEX】のHPを翻訳して、一体この企業はなんのビジネスをしているかを調べてみたいと思います。

 

本記事は、こんな方向けの記事となります。

 

 アイディアノミクス【IDEX】最近話題だけど、なんの事業しているの?
 アイディアノミクス【IDEX】は投資先企業として大丈夫なのかな?

米国株アイディアノミクス【IDEX】とは一体どんな会社?事業内容は?

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会社概要

アイディアノミクス(Nasdaq: IDEX)は、商用電気自動車の導入を促進し、次世代の金融サービスやフィンテック製品を支援するグローバル企業です。

当社の電気自動車部門であるモバイル・エナジー・グローバル(MEG)は、商用電気自動車、EVバッテリー、電力の一括購入割引、ファイナンス、充電ソリューションを提供しており、このビジネスモデルをS2F2C(Sales to financing to charging)と呼んでいます。※Sales to financing to chargingは販売から融資、チャージまでという意味

イデアノミクス・キャピタルは、フィンテック業界に知的で革新的なサービスを提供しています。MEGとアイディアノミクス・キャピタルは、グローバルな顧客とパートナーに、より効率的なソリューションを提供しています。

同社はニューヨーク州ニューヨークに本社を置き、北京、杭州、青島にオフィスを構え、米国、中国、ウクライナ、マレーシアで事業を展開しています。

 

取引先

 

取引先のほとんどは中国系企業のようですね。

 

事業内容1 dbot

100%出資と直接出資しており、事業内容は大きく8つのようです。

それぞれ見ていきましょう。

 

発行体、投資家、マーケットメーカー、ブローカーにサービスを提供するマーケットプレイス

アイディアノミクスは2019年5月にDBOTの過半数の株式を取得しました。

 

DBOTは、伝統的な金融商品に対応するための規制やコンプライアンスに準拠したプラットフォームと、デジタル資産にサービスを提供する能力を組み合わせるというIdeanomicsの戦略的ビジョンを満たしています。

 

この買収により、Ideanomicsは、現在および将来の金融商品の全範囲にフルスケールの機能を備えた包括的なグローバル金融サービスを提供することが可能になります。

 

事業内容2 Intelligenta

金融業界向けAI駆動のSaaS・PaaSソリューションプロバイダー

アイディアノミクスのAIサービスとソリューションの提供は、2019年4月にIntelligentaとして再ブランド化されました。

 

再ブランド化の一環として、アイディアノミクスはBBDとの共同事業を再構築し、世界的な金融データのためのダイナミックなオントロジーベースの人工知能と機械学習ソリューションのリーダーとなりました。

 

20以上の実績のあるAI駆動のSaaSおよびPaaSソリューションを持つアイディアノミクスは、過去数年にわたってアジアで展開され、2019年には米国でもサービスのマーケティングを開始しています。

 

同社の製品は、金融サービスのクライアントに、意思決定、リスク管理、顧客維持と成長、その他の効率性を向上させる深い洞察力を提供し、大きなROIを促進します。

 

事業内容3  Liquefy

 

スマートコントラクトを使って所有権を再定義

Liquefy は、受益者の権利を、様々な資産クラスに対応した事前に設計されたスマートコントラクトテンプレートに変換し、非流動性資産をデジタルトークンに変換します。

 

トークン化プラットフォームを通じて、非流動性資産は取引所で取引され、端数所有権を持つことができ、グローバルな投資家にアクセスすることができ、すべて自動化されたコンプライアンスを備えています。

 

同社は不動産に主眼を置いており、将来的にはスポーツチームや競走馬などのエキゾチックな資産スペースに参入する野心を持っています。

 

2019年7月には、アイディアノミクスとNEO Global Developmentが260万ドルのプレA資金調達ラウンドを主導しました。

 

Liquefyの能力は、アイディアノミクスの既存の製品や一連の製品を補完するもので、Liquefyの高度で準拠したデジタルトークン化プラットフォームが与えられています。

 

事業内容4 Logistorm

 

 

ものづくりのためのスマートデバイス

Logistormは、IoT技術とデータ分析機能により、産業用製造業やサプライチェーンの効率を向上させています。

製造プロセスを強化するために使用されるスマートテクノロジーの新しい波の一部です。

2019年6月、アイディアノミクスはAmer Globalの電子部品サプライチェーン事業を、ハイテクIoT企業のAnbit Technology、スマートエレクトロニクスのエンドツーエンド開発・製造を行うTianzhiwei、サプライチェーン自動化企業のRoblesと合併した。

 

この合併により、アイディアノミクスは新たに設立された香港のLogistormに10%の株式を保有することになりました。

 

両社のシナジー効果により、ロジストームは産業用IoT業界において変革をもたらす企業となることが期待されています。

 

アイディアノミクスは近い将来、Logistormの株式公開を計画しています。

 

事業内容5 Solectrac

 

気候スマート電動トラクター

Solectrac, Inc.は、北米で初めて100%バッテリー駆動の農業用・公益事業用の全電動トラクターを提供した企業です。

Solectrac社は、世界中のトラクターオペレーターに、電力網から、あるいは太陽、風力、その他のクリーンな再生可能エネルギー源を利用してトラクターに電力を供給する機会を提供するために、ゼロエミッショントラクターを製造・販売しています。

ソレクトラックのトラクターは、化石燃料に関連する汚染、インフラ、価格変動からの独立性を提供します。

 

事業内容6 Timios

 

他に類を見ない不動産取引の経験を提供する

Timiosはギリシャ語で “正直 “を意味する言葉であり、それは2008年以来、彼らが行うすべてのことを導いてきました。

同社の使命はシンプルです:買い手、売り手、専門家のために比類のない不動産取引の経験を提供することです。

イノベーションを通じて顧客に力を与えることで、完全な透明性を提供し、すべてのステップを簡素化することで、Timiosは、彼らの顧客に彼らが値するコントロールを与えるためにプロセスに革命を起こしました。

 

事業内容7 Treeletrik

 

新しい移動手段の開拓

マレーシアに真の電動バイクを持ち込んだ最初の企業であるTreeletrikは、先進のテクノロジー、EVの革新性、最小限のメンテナンスで、クリーンで安全、かつ手頃な価格の交通手段を提供しています。

 

Treeletrikの親会社であるTree Manufacturingは、マレーシアで唯一の認可を受けたEVメーカーです。

2019年3月、アイディアノミクスはTree Manufacturingの支配権を取得しました。

 

統合された組織は、EV生産の採用と手頃な価格を加速させ、TreeletrikのポートフォリオをEV原付やバイクからEVバス、トラック、自動車、ライトレールまで拡大します。

 

拡張された自動車製品ラインは、マレーシア、カンボジア、ベトナム、フィリピン、インドネシア、ラオス、シンガポール、ブルネイを含むASEAN地域の6億5千万人の人々にサービスを提供しています。

 

事業内容8 Wave

 

実証済みのワイヤレスEV充電技術

2011年に設立されたWireless Advanced Vehicle Electrification (WAVE)は、世界中のトランジットおよびオフロード産業用電気自動車市場向けに実用的で経済的なソリューションを開発することに重点を置いた技術企業です。

 

WAVEは、米国の中型車および大型車向けの誘導充電ソリューションを開発している第一人者であり、大型電気自動車向けの高出力充電システムを開発して統合する能力を実証しています。

 

まとめ

アイディアノミクスのホームページから分かる範囲で、アイディアノミクスがどのような取り組みを行っているかまとめてみました。

 

事業内容として紹介しましたが、アイディアノミクスが出資の一部しているだけで、アイディアノミクス自体の事業内容では無いものも含まれてしまっていますが、投資しているということは、その方向性でビジネスをしていきたいから投資しているわけで、会社の方向性が全然違うところに出資はしないでしょうから、大枠で事業内容として捉えてもいいかなと思います。

 

ほとんどがEVに関するものでしたね。

EV市場はこれからも市場規模が大きくなりますし、人口が多いアジアをターゲットにEV事業を展開していきそうで、そこは期待です。

 

あとはワイヤレスEV技術も今後EVの使用が当たり前になってくると、必須の技術ですので、そこらへんも注目です。

 

もしアイディアノミクスに投資をしようとしている人は、アイディアノミクスが今後どのようなビジネス展開をしようとしていて、その先にどれだけの期待値があるかを確認した上で、投資してみてください。

 

絶対にTwitterでみんな買ってるから等の理由だけで購入は危険ですのでやめましょう。

 

またこう言った小型テーマ株に投資して億り人狙いだーといって、全財産ツッパはやめましょう。

 

 

 

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