こんにちは。アキラです。
日本の米国株投資をしている多くの人が所有している「コカコーラ」株
米国株投資ブログでもかなり企業分析等で記事にされていますが、日本版「Yahoo」や「Google」で検索して出た記事は日本人が書いているので、本場アメリカの現地の人の評価って中々目にしませんよね。
私も「コカコーラ」株を所有しているので、投資情報がダイレクトで入ってくる現地の人は、「コカコーラ」株に対してどう見ているのか、気になったので「Yahoo」USA版で「コカコーラ」株に関する評価記事を調べてみました。
今回の記事は、こういった方にオススメです。
コカコーラ米国株 現地の評価は?
私自身が株を頻繁に売り買いするトレーダーではなく、あくまで「バイ&ホールド」を主として、投資をしているため、短期的なチャート予測による評価は、参考にしていません。
あくまで長期的に見たときに、「こういう要因があるから株価は上がりそう」「こういう懸念があるから株価は下がるのでは無いか」と言ったビジネス的観点の現地評価を抜粋していきたいと思います。
「コカコーラ」株に対する楽観的評価
まずは「コカコーラ」株が今後も株価を上げていくだろう強気要因、現地の楽観評価をまとめてみます。
『バフェットは、飲料市場におけるコカ・コーラの長期的なリーダーシップの重要な要素を利用しました。消費者は多少高くても、同じ量を買い続けるだろうということです。彼は推測ではなく、単に会社の歴史を見ていたのです。100年以上の歴史の中で、商品単価が上昇しても市場シェアを維持することができた。』https://financhill.com/blog/investing/how-much-coca-cola-stock-does-berkshire-own
『コカ・コーラに関しては、買ってからでも遅すぎるということはない。他の成長戦略や拡大戦略に加えて、コカ・コーラは小額の定期的な値上げでボトムラインを押し上げ続けている。』https://financhill.com/blog/investing/how-much-coca-cola-stock-does-berkshire-own
『コカ・コーラのソフトドリンクは、毎日平均して毎秒1万本以上が消費されています。世界的なリーチの拡大 – コカ・コーラは200カ国以上の国で販売されており、1日あたり90億食のコカ・コーラ製品を販売しています。世界では500以上の新製品を導入しています。』https://bstrategyhub.com/swot-analysis-of-coca-cola-2019-coca-cola-swot-analysis/
『新製品の導入とセグメントの多様化 – コカ・コーラには、ペプシと同様に健康と食品のセグメに新製品を導入する機会がある。それは彼らの収益に貢献することができ、炭酸飲料から分岐することができます。』https://bstrategyhub.com/swot-analysis-of-coca-cola-2019-coca-cola-swot-analysis/
『発展途上国でのプレゼンスの向上 – 暑い気候の多くの地域では、冷たい飲み物の消費量が最も多い。このように、そのような場所でのプレゼンスを高めることは素晴らしいことです。』https://bstrategyhub.com/swot-analysis-of-coca-cola-2019-coca-cola-swot-analysis/
『高度なサプライチェーンシステムの導入 – コカ・コーラのビジネスは、物流とサプライチェーンに完全に依存しています。輸送コストと燃料価格は常に上昇しています。したがって、流通のための先進的で改善されたシステムを考え出すことはチャンスになります。』https://bstrategyhub.com/swot-analysis-of-coca-cola-2019-coca-cola-swot-analysis/
「コカコーラ」株に対する悲観的評価
次に「コカコーラ」株が今後も株価を上げていくだろう弱気要因、現地の悲観的評価をまとめてみます。
『最大の問題は、コカ・コーラが現在ほとんどの主要市場で禁止されている大規模イベントから多額の収入を得ていることだ。』https://financhill.com/blog/investing/how-much-coca-cola-stock-does-berkshire-own
『健康上の懸念 – 炭酸飲料は糖分摂取の主要な原因の一つである。その結果、肥満と糖尿病という2つの重大な健康問題が発生します。コカ・コーラは炭酸飲料の最大のメーカーである。多くの健康専門家は、これらのソフトドリンクの使用を禁止しています。同社にとっては物議を醸している。しかし、コカコーラはまだこの問題のための健康上の代替案や解決策を考案していない。』https://bstrategyhub.com/swot-analysis-of-coca-cola-2019-coca-cola-swot-analysis/
『水の使用量論争 – コカ・コーラは、その水管理の問題で多くの批判に直面してきた。多くの社会・環境保護団体は、同社が水不足の地域で膨大な水を消費していると主張しています。その上、人々はコカ・コーラが水を汚染し、汚染物質を除去するために農薬を水に混ぜていると主張している。』
『パッケージング論争 – グリーンピースは2017年に発表した報告書の中で、コカ・コーラがシングルユースのペットボトルを使用していることを非難した。また、そのリサイクルや再生可能なソースをめぐっても批判されています。』https://bstrategyhub.com/swot-analysis-of-coca-cola-2019-coca-cola-swot-analysis/
コカコーラ株は買い?売り?所有しておくべき?
現地記事の「コカコーラ」社のビジネスを楽観的、悲観的な意見でまとめてみましたが、強気要因は「圧倒的なブランド力」「飲料業界TOP企業」流通の改善で売上横ばいになった場合でも、フリーキャッシュを残せる可能性という所ですかね。
弱気要因は、「コカコーラ」株の分析記事では、よく触れられている、「世界的な健康志向」です。
その他にも水不足や環境的な問題も懸念されているのは、初めて知りました。
私個人の見解としては「コカコーラ」は株価をガンガン上げていくような株ではなく、安定的に配当金を産んでくれる株なので、インカムゲイン狙いの投資家は買っておいてもいいと思います。
ただ直近の値動きを見ていると、ずっと横ばいで、S &P 500をアウトパフォームするような動きは見れないので、株価重視のキャピタルゲイン狙いの投資家には向かないと思います。
まとめ
私の結論は買いorホールドです。
英語の記事もいくつも見ましたが、売り示唆をしている記事はほとんどありませんでした。
やはり安定的に配当金を出している企業なので、インカムゲイン狙いの投資家からは評価されています。
懸念されていることは「世界的な健康志向」により昔に比べて売上が伸びないので、フリーキャッシュ増加が見込めず、いずれ配当金の増配が終わるのでは無いかとされていることです。
現状は配当金を出し続けているので、買いorホールドですが、今後の「コカコーラ」社の配当の動き次第では、売りを考える投資家が出てくるかもしれません。
以前私が書いた過去記事「プロが選んだ企業レポートを考察」の1銘柄は「コカコーラ」であるとしています。
「コカコーラ」の強みを記載しておりますので、ぜひご覧ください。
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