こんにちは。会社員投資家アキラです。

 

今回は、まだ日本ではほとんど記事にされていない貴重な情報をお届けします。

 

タイトルにもある通り、決済インフラ最大手のVISAが185兆ドルもある市場規模を狙いに行くとし、具体的なプランを発表したので、そのことに触れていきます。

 

今回の記事で主に以下3点に触れてまとめています。

投資リサーチ会社の責任者が徹夜で調べた結果
大麻銘柄、5G銘柄の市場規模をはるかに超える市場規模の期待値
世界のGDP 35兆ドルの5.2倍もの市場規模を狙うVISAの戦略
VISAといえば元々超優良企業なので、すでに株を購入している方も多いと思います。
私自身も、2020年10月にVISA株をポートフォリオに組み込みました。
(今回記事にしている情報は、10月の時点で私も知らなかったです)
VISA株を既に所有されている方は今後の期待材料の一つとして、まだ持っていない方は、検討材料の一つとして考えても面白いのではないかなと思います。
(VISA株購入を推奨している訳ではなく、あくまで個人の意見なので、投資される場合はご自身の責任のもと、お願いいたします。)

投資リサーチ会社の責任者が徹夜で調べた結果

 

アメリカフロリダにある投資リサーチ会社の「Palm Beach Research Group」責任者が、世界的金融革命の波に乗れるかもしれない企業として一部紹介した情報が下記の通りです。

(Palm Beach Research Groupは具体的な銘柄をおすすめする時は、レポートにして販売している為、レポート購入しないと正確な情報は分からない。動画で企業の説明をして、もし知りたいのならレポート購入という流れです。今回もVISAとは明言しておらず、企業の特徴を話しているだけで、その特徴が一致しているVISAのことを言っていると考察した形です。)

 

⚪︎ 徹夜で調べたが、185兆ドルの市場規模を狙いに行っている会社は現在この会社だけ

→日本版Yahooでは該当なし、アメリカ版Yahooで「185 trillion」と検索して該当したのが「VISA」のみ

⚪︎フィンテック企業を買収しながら、新しいタイプのビジネスを取り入れている

→「Plaid」というフィンテック企業の買収を「VISA」は行おうとしている。

現在独占禁止法に該当するのではないかと、米司法省に提訴されている

⚪︎大企業(国際的企業)金融機関とテック株両面を持ち合わせた銘柄

→誰もが知っている世界的企業で、フィンテック銘柄として紹介されることもある

⚪︎デジタル処理のインフラ企業

→デジタル決済業者で同市場の世界シェアの過半数を占めているので、もちろん該当する

 

上記4点の一致から私は「VISA」のことを言っていると考察しました。

 

185兆ドルを狙う市場規模はどこかというと、非接触型決済の分野だと発言しています。

COVID19の影響で、世界的に非接触型決済の運用が進んでいる中、最終的に紙幣もデジタル化するのではないかと発言しています。つまり金銭のやりとりが全てデジタルになる。

これが金融革命となるのではないかということです。

ちなみに冒頭で日本では、ほとんど出回っていないと書いたのは、185兆ドルの市場規模を狙っているのが現在この企業だけという所で、企業特定できると考えましたが、日本版Yahooでは185兆ドルで記事が該当しなかった為です。
アメリカ版Yahooでも3〜4記事ほどしか該当しなかったので・・・

大麻銘柄、5G銘柄の市場規模をはるかに超える市場規模の期待値

医療用大麻によって、今まで治せなかった病気を治せることが出来るかもしれないと、大麻の認識を改められた昨年、「グリーンラッシュ」と呼ばれるなど、大麻株市場が新たな投資先として話題になりました。
その大麻の市場規模は、2025年には240億ドルにもなると言われています。
下記グラフは、合法大麻の市場規模の成長予想です。
右肩上がりで市場規模が拡大していくと予想されています。
出典:The Cannabis Industry Annual Report: 2017 Legal Marijuana Outlook
そして主要の大麻株の株価上昇がまとめられたグラフが、下記の通りです。
1年間で2倍以上の株価成長を遂げた銘柄もありますね。
そして大麻市場ともう一つ、これから市場規模を拡大していき、新たなビジネスチャンスとして数々の企業が参戦してきている市場が5G市場
5G市場に関しては、市場規模の予測資料の入手が困難の為、画像を貼ることは出来ないが、一部では2030年には世界市場規模が、69億円ほどになると予想されていて、こちらも今話題のトレンド市場です。
5G銘柄として有名かつ期待されているクアルコムの株価を見てみましょう。
2020年4月から約8ヶ月間で2.5倍程の株価成長を見せております。
もし投資をしていれば8ヶ月間で資産2.5倍という結果ですよ。
株式投資で現在熱いとされている「合法大麻市場」「5G市場」を圧倒的に凌駕する市場規模が、非接触型決済の市場にはあるといいます。
万が一にも185兆ドル、日本円にするとおよそ2京円の市場規模を「VISA」が取りに行くとして、今後ビジネスを進めていくとなると非常に期待出来るのではないでしょうか。

世界のGDP 35兆ドルの5.2倍もの市場規模を狙うVISAの戦略

VISAの185兆ドルの市場規模を狙う戦略については、英語で記事にまとめられていたので、抜粋して紹介します。
「As announced at its first investor day in three years, Visa is targeting a $185 trillion opportunity outside of the core card business using its “network of networks” to capture new flows of money. (3年ぶりに開催された投資家向け説明会で発表されたように、Visaは「ネットワークのネットワーク」を利用して、新たなお金の流れを取り込むために、コアカード事業以外で185兆ドルのビジネスチャンスを狙っています。)」
「The payment company’s strategy lies in digitizing cash and cheque transactions across the world; introducing simpler, more effective digital payment options such as click-to-pay and tap-to-pay; embedding IoT with payment options; partnering with FinTechs to expand capability; and targeting B2B flows of money. (同社の戦略は、世界中の現金と小切手の取引をデジタル化すること、クリック・ツー・ペイやタップ・ツー・ペイなど、よりシンプルで効果的なデジタル決済オプションを導入すること、IoTを決済オプションに組み込むこと、フィンテック企業と提携して機能を拡大すること、そしてB2Bの資金の流れをターゲットにすることにあります。)
「Of Visa’s $185 trillion target:(ビザの目標185兆ドルのうち)」
  • $120 trillion will be found in B2B opportunities: card-based spending and solutions, accounts receivables and payables, as well as cross-border banking. (120兆ドルは、カードベースの支出とソリューション、売掛金と支払い、クロスボーダーバンキングなどのB2Bの機会に使われます。
  • $5 trillion will be found in merchant settlement, marketplace payouts and alternative lending. (5兆ドルは、加盟店決済、マーケットプレイスペイアウト、オルタナティブレンディングに見出される。
  • $30 trillion in B2C, like insurance payouts, on-demand payroll, and gig economy payroll and spending.(保険の支払い、オンデマンドの給与計算、ギグエコノミーの給与計算と支出などのB2Cで30兆ドル。)
  • $20 trillion will be in peer-to-peer (P2P), which includes remittances.(20兆ドルは送金を含むピアツーピア(P2P)になる。)
  • Unknown opportunity in the early government-to-consumer (G2C) market, which includes government benefits and tax refunds.(政府の給付金や税金の還付などを含む初期の政府から消費者へ(G2C)市場には未知の機会がある。

 引用 https://www.borndigital.com/2020/02/14/visa-outlines-185-trillion-growth-plan-tap-to-pay-b2b-iot

要約すると、現在紙幣で行われている取引もいずれは、デジタルで行われ、デジタル取引を行う際に、「VISA」のネットワークを使用するように展開していくということですね。
そして「VISA」が描く未来を実行するためには、「Plaid」の買収は必要なのですが、そのことについてはまた別の機会に記事にしますね。

まとめ

「大麻銘柄」や「5G銘柄」などトレンドが強い市場を狙うと、短期間に大きな利益を狙える可能性があるのですが、企業規模が小さかったり、そこまで有名ではない企業に先行投資をしないといけない場合もあります。

 

トレンド狙いの株購入は、リスクもあるので、あまり好まないのですが、「VISA」のように元々魅力的な企業がさらに大きなビジネスチャンスを将来的に狙うのであれば、より魅力的な投資先になると思い、紹介しました。

 

今後の「VISA」の動向に注目していきたいですね。

 

 

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