こんにちは。アキラです。
今回はこんなテーマについて書いていこうと思います。
アップル株式分割は今回で3度目 2004年に100万円分購入していたら?
株式分割とは?
株式分割とは、その名の通り株を分割することです。
例えば今回でいうと、私はアップル株を1株所有しており、株式分割直前では500ドル近くで取引されていました。
8月31日に1株を1/4の株式分割が行われた為、私のアップル株は、1株500ドルから1株125ドルが4株へと変わった形です。
このように株式発行数を増やして、増やした分だけ、1株の株価を下げるのが、株式分割です。
株式分割のメリットは?
株式分割した直後はメリットもデメリットもありません。
株式発行数を増やして、増やした分だけ、1株の株価を下げているだけですので、投資家からすると、1株あたりの配当金も据え置きではなく分割されていますし、株の保有数が増えているだけとなります。
配当金は株価分割前のものを据え置きと考えている人は気をつけてください。
このように分割後は綺麗に配当金も分割されています。
では何故株価を分割するの?ということなんですが、これは個人投資家が購入しやすいようにする為です。
株価が1株500ドルだとなかなか手が出せない個人投資家も、1株100ドル台だと手が出せやすくなる、つまり投資先に選ばれやすくなるということです。
これが将来的に企業からすると、時価総額上昇に繋がり、投資家からすると、株価上昇の機会が増え、キャピタルゲインが得られやすくなるというメリットにつながります。
この株式分割が、個人投資家の資産を増やしてくれるブースター役になってくれると考えます。
今回はアップルを2004年に100万円分購入していたら、一体どうなったかシミュレーションしていきます。
アップルを2004年に100万円分購入していたら?
アップルの株式分割3度の歴史は以下の通りです。
2005年 1株を2株に
2014年 1株を7株に
2020年 1株を4株に
この3度の株式分割の恩恵を全て受けられるように、2004年に100万円分株を購入していた場合でシミュレーションします。(追加購入は無しで、複雑になるので配当金の複利運用も一旦抜きで考えます)
現在のレート(2020年9月12日時点)が106ドルの為、100万円分をドルに換算すると9,433ドルとなります。
2004年は33ドルほどでアップルが取引されていた為、285株所有出来る形です。
2005年に1株が2株に株式分割するので、285株は570株になります。
2014年に1株が7株に株式分割するので、570株は3,990株になります。
2020年に1株は4株に株式分割するので、3,990株は15,960株になります。
この16年で285株が15,960株になる計算です。
15,960株を現在のアップルの株価で計算すると、
15,960株×112ドル=1,787,520ドル
1,787,520ドル×106円(為替)は189,777,120円
約 1億8千9百万円となる形です。
つまり100万円が16年で1億8千百万円になったということです。
しかも現在1株3.28ドルの配当金をもらえる為、3.28ドル×15,960株=52,348ドル
52,348ドル×106円(為替)=5,548,888円
配当金だけで550万円ほど年間入ってくる計算となります。
配当金に関しては、株所有数が多いほど恩恵を受けられますので、ダイレクトに株式分割の恩恵を受けられる形となります。
まとめ
今回は株式分割とは?からアップルでシュミレーションをしてみましたが、いかがだったでしょうか。
この株式分割の恩恵をダイレクトで受けられるのは、個別株投資家の特権ですね。
(インデックスは詰め合わせパックのようなイメージですので、S &P500のインデックス投資の場合は、500社の詰合せパックを購入しているイメージなので、リスク分散にもなりますが、恩恵も1/500という形です。)
個別株投資家は正直たんたんと株数を増やしていくイメージですので、アップルだけではなく、他の企業の株も株式分割が起きて株数が増えればなと思いながら、毎月株を買っていくだけです。
今回紹介した「アップル」を含む米国株をこれから購入検討されていて、まだ口座開設されていない方は、私も使っている楽天証券がオススメです。
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