こんにちは。アキラです。

 

以前こう言った記事を書きました。

3億円以上の億万長者684人に聞いた億万長者になる方法

そして億万長者に共通しており、私たちが再現出来そうなものは長期的な株投資であることが分かったのです。

なぜ長期的な株投資が良いかは詳しくは、こちらの記事でまとめています。

【徹底解説】米国株長期投資が負けない上に、圧倒的利益を出す理由

 

ですが、過去の統計の結果とか、多勢に調査したアンケート的なものでなくて、実際に長期株式投資をしていた人の具体的な話を知りたい!!という方の為に、今回は、50歳から株式投資を始めて、22億(2200万ドルを1ドル100円計算)にしたアン・シェイバーについてご紹介します。

 

株の配当再投資を長期的に行うとひとえにいっても、人によって戦略やポートフォリオが違うでしょうから、自己の投資戦略やポートフォリオと比べてみても面白いかもしれません。

 

50歳から株投資で22億円にしたアン・シェイバーの秘密の銘柄と戦略

Plan, Objective, Strategy, Goal, Process, Success

 

アン・シェイバーとは一体どういう人?という所から、22億円にした戦略、そして気になる株の銘柄についてご紹介して行きたいと思います。

 

配当再投資で22億円を作ったアン・シェイバーとはどういう人?

 

アン・シェイバー(Anne Scheiber)は無名で、非社交的で、極めて倹約家なニューヨークの女性でした。

彼女はIRS(アメリカ合衆国内国歳入庁)で監査人として働き、IRSを1944年に退職したのですが、$4,000(40万円※1)以上の年収を稼いだことは無く、当時一般的であった女性労働者に対しての差別で優秀にも関わらず、一度も昇進することはなかったのです。

 

彼女が最終的にIRSでの監査人としての仕事を1944年に退職した時には$5,000(50万円※1)の貯金と$3,100(31万円※1)の年金があるのみでした。

 

質疎なニューヨークのアパートメントに住みながら、彼女は退職後の50年間を株式市場の研究と富の蓄積に費やしたそうです。

賢明な投資、株式の購入、貯蓄を続けることにより、彼女は死ぬまでに元手$5,000(50万円※1)から$2,200万(22億円※1)の純資産を築きあげたとのこと。

ちなみに現代の価値だと、3720万ドル(37億円※1)の価値と言われています。

エビデンスはこちら

https://www.thebalance.com/six-steps-that-can-help-you-retire-rich-358013

 

資産を築いた後も、倹約を続け、101歳で亡くなってしまいましたが、彼女は自分が築いた財産を、女性の差別が無くなるようにと、女性のための奨学金設立に寄付しました。

※ 1 わかりやすいように1ドル100円として計算しております。

 

アン・シェイバーの投資戦略

 

アン・シェイバーの投資戦略は最近では主流となっていますが、「バイアンドホールド」です。

つまり株を買ったら売らない戦略です。

彼女は、市場の高値や安値を気にせず、任意の日、月、または1年の任意の日に配当金を再投資し、タフに持ちこたえ、めったに売らないという、配当再投資のオーソドックスな戦略です。

 

アン・シェイバーは評価額50%になった株も売らなかったと言われていて、何があっても持ち続けるという一貫性を持っていました。

 

「なんだ特殊な方法で22億円を作ったんじゃないのか。ちょっとガッカリ」と思いますか?

それとも「そんなシンプルな方法で本当に良いんだ」と思いますか?

 

私は後者です。

私はFX(トレード)も行うのですが、初心者の時って複雑にトレードルールを作りがちです。

シンプルだと根拠が少ないような気がして勝てないと思い、無理やりトレードする根拠を作ろうとします。

しかし上達してくると、トレードがシンプルになって来ます。

プロのトレーダーの手法も皆シンプルです。

 

株式長期投資で結果出している人の投資方法も皆アン・シェイバーの投資戦略のようにシンプルです。

株を買う→配当金出る→追加で株を買う(追加入金or配当金で)の繰り返し。

 

今株の配当再投資をしている人は自信を持って、愚直に続けて行きましょう。

アン・シェイバーの銘柄と銘柄選定理由

 

アン・シェイバーの保有銘柄は100銘柄以上とされていますが、100銘柄全部紹介することが出来ないので、ポートフォリオに占める上位10銘柄をご紹介します。

出典:http://www.trendsigma.net/system/anne-scheiber.html

 

1:Schering Plough (現在メルク【MRK】)保有株数:64000株

2:Pepsico【PEP】保有株数:27000株

3:Allied Signal (現在ハネウェル【HON】)保有株数:20934株

4:Loews 【L】保有株数:14061株

5:Bristol Myers Squibb 【BMY】保有株数:10080株

6:Coca Cola 【KO】保有株数:9048株

7:Allegheny Power System (現在ファースト・エネルギー【FE】)保有株数:8000株

8:Rockwell 【ROK】保有株数:4640株

9:Unocal (現在シェブロン【CVX】)保有株数:3690株

10:Exxon (現在エクソン・モービル【XOM】)保有株数:1664株

 

こう見ると結構今でも多くの人が投資対象としている企業も見られますね。

ペプシコ、コカコーラ、シェブロン、エクソン・モービル辺りは投資している方も多いのではないでしょうか。

私も、コカコーラとシェブロンには投資しています。

 

アン・シェイバーの銘柄選定基準は、次の3点です。

 

①一流のブランド企業であること
②理解している企業にのみ投資
③利益が増えている企業に投資し、PERを気にしないこと

 

理解している企業にのみ投資は、あのウォーレン・バフェットも同じことを言っています。

理解が出来ないから、仮想通貨に投資はしないと発言したこともありましたね。

 

まとめ

 

今回はアン・シェイバーの投資戦略についてお伝えして行きました。

今株の長期投資をすでにされている方にとっては、共通点も多く非常に勇気づけられたところもあったのではないでしょうか。

 

個人的に記事を調べていて、今回一番勉強になったのは、企業の利益が右肩上がりならPERを気にしないというところですね。

 

確かにPERは株を買う上で一つの指標とされていますが、PER重視で株を買うと、買える企業が限られて来て、逆に機会損失になるのではないかと常に思っておりました。

 

優良な企業であれば、多少PERが割高でも、株購入していってもいいんではないかと思っていた所でしたので、勉強になりました。

 

まだ株投資をされていない方も、是非一緒に株投資初めて見ませんか?

 

 

ランキングサイト登録してみました!!

宜しければ応援お願い致しますm(_ _)m

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村

 

最新情報を是非チェックしてください!!