こんにちは。アキラです。
今回の記事はこういった人に向けての記事です。
逆にこの記事が向かない人
私はサラリーマンをしながら投資活動を行なっておりますが、よく関わる人から投資について教えてくれと言われます。
投資と一括りに言われても、「不動産投資」、「株式投資」、「FX」、「債券」、「バイナリーオプション」など多数存在します。
その人がどの期間でどれくらいのリターンを望んでいるか、いくら投資にお金を入れられるかによって、投資方法が変わってくるのですが、短期で大きく稼ぎたいと言う人には、「紹介出来る投資がないです」って言っちゃいます。
理由は短期で大きく稼げると言うことは、短期で大きく損失する可能性があるからです。
損をしたと言う人をよく聞く投資商品の多くは、「FX」「バイナリーオプション」「株トレード(短期売買)」など、「短期間で〇〇万円稼げました!!」なんて謳い文句が存在する投資商品です。
私自身も「FX」をやっていますが、「FX」は正直技術を磨いていく必要があるので、短期間では勝てず、むしろ将来勝てるか分からないけど、時間をかけて自分の実力を高めていくものなので、短期で稼ごうと「FX」をやっても、ギャンブルになってしまい、絶対稼げないです。
その為、短期で大きく稼ぎたい=短期で大きく損失する可能性があるので、その人のためにも、紹介していないのです。
ですが、時間がかかっても良いから、将来に向けて、今から何かやっておきたい、将来を見据えて投資をしたいと言う人には、自信を持って「米国株長期投資」をおすすめしています。
では、米国株長期投資が負けない上に、圧倒的利益を出す理由を徹底解説して行きます。
米国株長期投資が負けない上に、圧倒的利益を出す理由
「米国株長期投資が負けない上に、圧倒的利益を出す理由」と言うタイトルからいくつか、疑問点が出るかと思います。
「なぜ米国株なの?」
「短期投資ではなく、長期投資なのはなんで?」
「なぜ負けないって言えるの?」
「圧倒的に利益が出るのはなぜ?」
1つ1月疑問を解決して行き、記事を読み終えた後に、納得して頂けるように解説して行きます。
なぜ米国株なのか?
まずはこちらの画像をご覧ください。
出典:http://www.garbagenews.net/archives/1335765.html
こちらは2020年時点の上位10カ国の名目GDPのグラフですが、アメリカがずっと1位となっているのが見れます。
GDP(国内総生産)とは、簡単に言うと国の儲けです。
国の中には企業があり、その企業が生んだ儲けが、国の儲けになります。
つまり、GDPとは、アメリカの強さとアメリカの企業の強さでもあるのです。
次はGDPを語る上で大切な人口の推移の画像です。
出典:https://news.yahoo.co.jp/byline/dandoyasuharu/20150411-00044722/
アメリカは唯一、先進国の中で人口が増加すると予測されています。
GDP(国内総生産)の上昇や、企業の株価の上昇を担う要因の1つに人口の増加があります。
理由は、人口が増えればそれだけ消費が増える→消費が増えれば企業が儲かり、株価上昇につながる→企業が儲かれば、国も儲かる為、GDP上昇につながるといった形です。
そしてこのGDPの上昇と株価の上昇の連動が見て取れるのが、こちらのグラフです。
出典:https://www.longtermtrends.net/market-cap-to-gdp/
赤線がS &P 500で黒線がGDPです。
S &P 500とは、アメリカの上場している代表500銘柄の株価を基にした数値で、日本でいう日経225のようなものです。
GDPの上昇に連動して、S &P 500も上昇しています。綺麗に右肩上がりですね。
これが世間で最近、S &P 500に連動したインデックス購入がおすすめとされている理由です。
東京都:匿名
GDPと連動して株価が上がるのなら、中国が急成長しているから、アメリカではなくて、中国でも良いのでは?
なんて声が聞こえて来そうなので、先に言っておきますと、直近でいえば、「HUAWEI」問題であったり、コロナ武漢問題であったり、中国は何かと話題になる国です。
今回の武漢発症コロナの影響で外交に影響を及ぼすなどして、株価が安定しない為、中国はおすすめしません。
常に世界のトップを走り、世界の企業のリーダー格を次々と輩出して来たアメリカこそ投資先にふさわしいと考えます。
なぜ短期投資ではなく、長期投資がいいのか?
まずはこちらのグラフをご覧ください。
出典:https://us.spindices.com/spiva/#/reports
こちらのグラフはアクティブファンドとS &P 500の5年リターンの比較です。
アクティブファンドとは簡単にいうとプロの投資家集団です。
アクティブファンドのマネージャーは膨大な情報を元に高度な分析手法を用いて運用を行っており、指標を上回るリターンを目標に運用しています。
ではプロの投資家VS指標(S &P 500)はというと、アクティブファンドの勝率は19.40%に対して、S &P 500の勝率は80.60%で、ほとんどのアクティブファンドはS &P 500に勝てなかったことになります。
3年間でも1年間でも結果は、S &P 500の方がリターンが上回っています。
では短期投資と長期投資でなぜ長期投資がいいのかに繋がるのかというと、短期投資とはいわゆる、高いところで売って、安いところで買うというトレードのようなものですよね。
高いところで売って、安いところで買うということを膨大なデータ、情報、研究して来た手法を屈指して、運用しているプロのトレーダーでも勝てないのに、プロでもない人が、短期投資をしたらどうなるか、結果が予想できるのではないでしょうか。
米国株が負けない理由とは?
米国株というか先進国株が負けないと言えるエビデンスがこちらです。
出典:https://am.jpmorgan.com/jp/ja/asset-management/per/insights/market-insights/guide-to-the-markets/
こちらは「J.P.モルガン・アセット・マネジメント」が出した統計で、先進国株式、先進国債券、先進国株式50%&先進国債券50%それぞれを長期投資した場合の結果ですが、1年目はかなり上振れも下振れもあります。
これは先ほど短期投資をしない方がいいって言っていた理由にもつながりますよね。
5年、10年と時間を進めると上振れも、下振れも徐々に少なくなり、20年目にはついに下振れした場合でも、年率4%とマイナスでは無くなりました。
先進国の株、債券を長期投資をした結果ですが、前述している通り、GDPや人口推移から見ても、アメリカは先進国の中でもさらにトップですので、このデータよりもアメリカ単体だけだと高パフォーマンスである可能性もあります。
またもう一つ米国株に長期投資をしていれば負けないと思える根拠があるのですが、次の項に通づる部分があるので、次の項でそこは触れたいと思います。
米国株が圧倒的に利益が出るのはなぜ?
株が投資家に利益を運んでくれる方法は2種類で「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」です。
「キャピタルゲイン」はいわゆる株価上昇により利益、「インカムゲイン」は企業が株主に対して支払ってくれる配当金です。
米国株の最大の特徴は、「株価右肩上がり」に加え、「配当金」「連続増配」でもあり「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」双方で投資家に利益を残してくれやすい性質があることを理解していきましょう。
では試しに『P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)』のチャートを見てみましょう。
出典:https://jp.investing.com/equities/procter-gamble
米国株の特徴「株価右肩上がり」は綺麗に右肩上がりで、この株価の上昇によってもたらしてくれる利益が、「キャピタルゲイン」なので、「キャピタルゲイン」はこの企業はバッチリですね!!
次は「配当金」「連続増配」をみていきましょう。
これが配当推移です。
出典:http://jitanpapa.work/archives/22981062.html
『P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)』は今年で連続増配64年目です。
64年間投資家に支払う配当金額を上げ続けてくれています。
「インカムゲイン」の部分も期待できますね。
『P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)』だけが優秀な訳ではなく、米国企業は50年以上配当金連続増配して来た「配当王」と呼ばれる企業が29社、25年以上配当金連続増配して来た「配当貴族」と呼ばれる企業が109社存在します。
米国株が長期投資で負けないと考えるもう一つの理由は、この配当金です。
現状『P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)』は1株につき、年間3.16ドル配当金がもらえます。
1つ例題で考えていきましょう。
現状の株価137.96ドルで株を購入し、年間3.16ドル配当金をもらいます。
(未来の連続増配は予想がつかないので、計算しやすいようにずっと3.16ドルで配当金固定します)
企業が存続し続け、配当金を3.16ドル毎年払ってくれた場合、44年で投資した137.96ドルを超えるので、それ以降は自分が投資した金額以上になる為、負けないということになります。
つまり企業が存続し、配当金を支払い続けてくれる限り、長期で株を保有していると負けないということになります。
「インカムゲイン」「キャピタルゲイン」共に優秀な米国株ですが、ジェレミー•シーゲル教授が1ドルを200年間、「米国株投資」「長期国債」「短期国債」「金」「預金」それぞれ保有し続けた場合の研究結果が下記画像です。
出典:ジェレミー•シーゲル著「株式投資の未来」p195
株式投資している人にとってあまりにも有名なこのグラフですが、株を1ドル(ここでは100円とします)買って200年間保有した場合、5900万円まで増えたということになります。
現金保有だけ唯一マイナスですね。
200年も時が経てばインフレしまくりですから、現金の価値が下がるのは当然ですね。
投資の世界では、ウォーレン・バフェットが投資の神様として有名ですが、現在日本で米国株投資を行っている人の多くが、ジェレミー•シーゲル教授の投資方法のシーゲル流で運用しています。
その為、ジェレミー•シーゲル著「株式投資の未来」は赤本、緑本とされ株式投資家のバイブルとして有名な本です。(長期投資をする上でおすすめの1冊)
私も欲しくて本屋何軒も探したんですが、一時期どこ探しても無くて、欲しいと思った3ヶ月後に大型書店で最後の1冊を入手して喜んだ記憶がある、思い出の1冊です笑
赤本
緑本
これが米国株が圧倒的に利益が出るといった根拠・理由ですが、ジェレミー•シーゲル著「株式投資の未来」p196に「株式の平均リターンは、どの時期にも一貫して年率6.5%〜7%のレンジを維持している。」と書かれている。
『米国株に毎月5万円』『配当金は使わず再投資』『50年間運用』『年率7%』の条件とした場合、どのようなリターンになるかシュミレーションしてみます。
3000万円の投資資金に対して、税引後でリターンは1億5600万円です。
あくまでジェレミー・シーゲル教授の、研究結果の平均年率に沿ったシュミレーションですが、株式投資のインパクト伝わったのではないでしょうか。
まとめ
米国株長期投資が負けない上に、圧倒的利益を出す理由を徹底解説させて頂いたのですが、いかがだったでしょうか。
研究結果や統計等を使ってなるべく理論立てるけど、難しくなりすぎないように、気をつけて書いたつもりです。
今自分が書ける米国株の魅力を全てぶつけるつもりで書いたので、米国株に興味を持ってくれる人が1人でも増えれば嬉しい限りです。
上記で行なった毎月5万円積立投資のシュミレーションは、実際リターンがどうなるのか、私が人生をかけて検証中で、毎月運用成績の記事を公開するので、是非お時間合えばご覧ください。
これから米国株投資を始めようと思っている方は、私も使っている楽天証券がオススメです。
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宜しければ応援お願い致しますm(_ _)m