こんにちは。アキラです。

 

単利と複利ってみなさん聞いたことありますか?

私はお金について勉強をしてから、初めて聞きました。

 

社会人になって仕事をするようになっても、お金について学んでいないと、中々、単利と複利という言葉を聞かない、もしくは知らないかと思います。

 

知っていれば、資産を増やす味方になってくれますし、知らないと知らず知らずのうちに自分を苦しめる敵として現れます。

 

今回は資産形成をする上で、必ず知っておきたい、「単利と複利」について体験談も交えて解説します。

単利と複利 知っていると資産を、知らないと借金を雪だるま式に増やす

 

出典:AZQUOTES

〔図表]アインシュタイン博士も複利運用の効用を説いていた!

出典:AZQUOTES

 

単利とは

利息(あなたが受け取る方)も利子(あなたが支払う方)も元本にのみ発生する。

 

複利とは

利息(あなたが受け取る方)も利子(あなたが支払う方)も、1年分の利息or利子を元本に組み入れ、翌年の元本として繰り越す。

 

言葉だけだと分かりづらいと思いますので、一度シュミレーションしてみます。

 

元本10万円、運用期間5年間、金利5%の単利の場合

単利の場合は計算は単純です。

10万円に対して、金利が5%つくので、10万円の5%は5千円。

5千円×5年間なので、2万5千円が金利です。

なので、株式等で10万円を運用していて、年率5%の場合、2万5千円儲かりますし、逆に借り入れしていた場合は、2万5千円余分に支払わないといけません。

 

元本10万円、運用期間5年間、金利5%の複利の場合

複利の場合は、利息or利子が元本に組み入れられるので、時間が経てば立つほど、単利と金額は変わってきます。

 

1年目は単利と変わらず、10万円に対して、金利が5%つくので、10万円の5%は5千円。

2年目以降から変わってきます。

単利は2年目も5千円でしたが、複利は、10万5千円(1年目の利息or利子5千円を組み込んだ)に対して5%ですから、10万5千円×5%=5,250円となります。

 

単利に加えて2年目は250円増えてます。

5年間運用すると、利息or利子は2万7,628円になり、資産or負債額は12万7,628円となります。

 

つまり資産を増やすには複利を、お金を借りる時は単利の方がいいということです。

 

複利で資産を雪だるま式に増やす

 

資産を増やす時は、複利の方がいいと書きましたが、単利と複利ではどれほどの差が出るか、グラフを見てみましょう。

今月のコラム「“複利の力”は、すごい?!」

出典:http://app.sn-information.com/info/view?t=23&tkey=e28a8959145b9230b9f334470264dc52

 

100万円を年率10%で運用した場合、単利だと300万円の利益に対して、複利だと1,745万円の利益です。

 

かの有名なアインシュタインは複利についてこう言いました。

 

アインシュタインは本当に「複利は人類最大の発明」と言ったのか ...

出典:https://chandraroom.com/einstein-compound-interest

「複利は人類による最大の発明だ。 知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う(“Compound interest is man’s greatest invention. He who understands it, earns it. He who doesn’t pays it.”)」

 

また複利の考え方をわかりやすくイメージ出来る、「ニワトリの卵の例え話」があります。compound interest_description_3

出典:WealthNavi

産んだ卵を食べてしまうと、毎年1つしか卵を得ることが出来ないが、産んだ卵を育てるとニワトリが生まれ、翌年は二羽のニワトリが卵を産みます。

これが複利の力です。 非常に分かりやすいグラフですよね!

 

 

複利を使った資産運用として、私は米国株長期投資をおすすめしています。

お時間ありましたら、合わせてご覧ください。

【徹底解説】米国株長期投資が負けない上に、圧倒的利益を出す理由

 

複利計算

⬆️のリンクでは、複利計算が簡単に出来ますので、資産運用する際のシュミレーションにおすすめです。

 

 

複利で借金を雪だるま式に増やしてしまう

 

次は借り入れについてです。

返済方法には2種類あります。

それが「元金均等返済」「元利均等返済」です。

 

「元金均等返済」

毎月支払う返済額に対して、元金の額が一定となる返済方法

 

「元利均等返済」

毎月支払う返済額が一定となる返済方法

リボ払いなんかがこれに該当します。

 

メリット、デメリットは下記の通りです。

 

メリットデメリット
元利均等返済
  • 返済額(元金+利息)が一定のため、返済計画が立てやすくなる。
  • 元金均等返済に比べて、返済開始当初の返済額を少なくすることができる。
  • 同じ借入期間の場合、元金均等返済よりも総返済額が多くなる。
  • 借入金残高の減り方が遅くなる。
元金均等返済
  • 返済額(元金+利息)は返済が進むにつれ少なくなっていく。
  • 元利均等返済に比べて、元金の減少が早いため、同じ借入期間の場合、元利均等返済よりも総返済額は少なくなる。
  • 返済開始当初の返済額が最も高いため、当初の返済負担が重く、借入時に必要な収入も高くなる。

「元金均等返済」の方が同じ借り入れ額、金利でも多く支払ってしまっていますね。

 

「元金均等返済」の方が最初は返済額が大きいですが、元金の部分も均等に削っていけるので、きちんと返済出来ます。

しかも「元金均等返済」で追加で借り入れすると、最初の支払金額が上がるので、これ以上はまずいと抑制しますよね。ちょっと違いますが、クレジットカードを使いまくるとこれ以上はまずいって抑制かかるイメージです。

 

「元金均等返済」は毎月の支払いが同額ですが、利子も含まれているものの返済額が一定なので、気づけば利子ばかり払っていて、元金減っていなかったなんてことがあります。しかも毎月支払う額が一緒だと思って、追加で「元金均等返済」をしていくと地獄をみます。

 

社会人1年目の私が、実際こうでした。

リボ払いで毎月クレジットカードを切っていて、当時はネットバンクではなく、大手メガバンクのキャッシュカードだったので、引き落とし金額の確認もせず、どんどんリボ払いのクレジットを使っていました。

毎月返済しているし、いづれ減るだろうと思って、気づけば、利子しか払っていない状況に。

元金が削れていないので、気づけば何十万も借り入れしている状況でした。

 

リボ払いは、金利が15%なんで、私は「合法的闇金」って呼んでいます。

 

お金を借りる時は必ず、複利返済ではなく、単利返済、もしくは「元金均等返済」にしましょう。

 

 

まとめ

今回は複利、単利について解説して行きました。

 

複利をうまく使うと資産を増やしていく自分の武器となりますし、借り入れ時に知らず知らずに複利効果が出てしまう借り入れ方法にしてしまうと、本来支払う金額より余分に支払ってしまいます。

 

これこそ、知っているか知らないかで差が出てしまう情報ですので、お金が絡む時は、単利か複利かを意識して、資産を増やすなら「複利」借り入れするなら「単利」を意識して行きましょう。

 

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