こんにちは。アキラです。
今回の記事はこういった人に向けての記事です。

今回は、このバフェット指数が30ヶ月ぶりに100を超えたとい報じられたことにより、「バフェット指数ってそもそもなんだよ」「水準が100を超えたから株を売らないとまずいかな」と考えている人もいるのでは?と思ったので触れて行きたいと思います。
株価暴落のサイン、バフェット指数とは?
バフェット指数が100を超えると、株価暴落は起きるの?
冒頭で紹介した、バフェット指数は世界版です。
私を含め、日本の投資家の投資先は米国株が対象となっていることが多いかと思いますので、バフェット指数のアメリカ版を見てみましょう。
出典:https://www.longtermtrends.net/market-cap-to-gdp/
赤線が100のラインなので、それより上は、割高とされていますが、実は2013年以降1度も100を割っていません。
もし100を超えると株価が割高で、暴落が来るかもしれないと判断し100を切るまで購入をしないと決めた人がいたとしたら、2013年以降1度も、株を購入することが出来ていなかったことになります。
では世界版の方が実経済と株価が乖離している点はと言うと、「Business Insider」誌は2点触れている。
この指標には欠点がある。すべての国が定期的で信頼できるGDPデータを提供しているわけではない。https://www.msn.com/ja-jp/news/money/「バフェット指数」が30カ月ぶりの高水準…世界の株式が割高であることを示す/ar-BB17WiDT
株式市場は、政府や中央銀行の積極的な介入の恩恵を受けている。一方、世界経済は、必要不可欠ではない事業を停止したり、旅行を制限したり、自宅待機を促したりするなど、各国が行っているウイルス対策に苦しめられている。https://www.msn.com/ja-jp/news/money/「バフェット指数」が30カ月ぶりの高水準…世界の株式が割高であることを示す/ar-BB17WiDT
また立沢 賢一氏[元HSBC証券会社社長、京都橘大学客員教授、実業家]は現状の実経済と株価の乖離をこう語っている。
世界的デフレ環境による需要不足が原因で供給過多が恒常化し、流動性資金は実体経済ではなく、金融経済に流れてしまっているのです。これにより、株などの投資商品価格が実体経済と大きく乖離する程、高騰してしまっているのが実態なのです。https://note.com/ken_tatsuzawa/n/nc487d413d6f5
要約すると、現状の実経済は、コロナの影響で各国がコロナ前のように、事業が出来ていない。
消費者はお金の使い道が限られている中で、リスクに備え金融商品を購入している。
実経済へのお金の流れではなく、金融商品に流れているため、実経済と株価の乖離が起きている。
と言うことです。
バフェット指数自体が、上昇傾向にあることや、アメリカのバフェット指数から見ても、100を超えると必ず暴落しているものでも無いので、一つの指針として覚えておくのはいいかもしれませんが、狼狽売り等はしなくて良いと思います。
今後我々投資家はどうしたら良いの?
結論を言うと正直暴落が来ても、構わないと思っています。
なぜなら、安く株を買うことが出来るからです。
特に米国株は長期的に見れば、右肩上がりです。
我々投資家は、愚直に毎月積み立て投資をしていくことが、リスクの面においても、リターンの面においても、何より大切だと考えます。
どこが底でどこが天井かなんて誰も分からないですから、常に平均をとり続ければ良いのです。
まとめ
今回は「株価暴落のサイン、バフェット指数とは? サイン点灯したら本当に暴落するの?」について解説して行きました。
バフェット指数はあくまで「へーそうなんだ」くらいにとどめておいて、バフェット指数が100を超えたから、暴落のサイン、売ろうとは考えなくても良いと思います。
それでもアメリカのバフェット指数は100を超えても暴落をしていないかもしれないが、世界版、バフェット指数は100を超えると必ず、暴落しているじゃんと思う方もいらっしゃると思います。
もしそこがリスクと考えるなら、世界全体に投資する全世界株式インデックスファンドではなく、米国株企業への投資をすることでリスクヘッジになるのでは無いでしょうか。
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