初めまして 年収350万円のごく普通の会社員、アキラと申します。
当ブログは日本人にもっと投資の良さを知ってもらいたい。金融リテラシーを一緒に高めていきたいという所から、「再現性のある投資」というのをテーマに掲げて、記事を書いていきます。
「年金2,000万円問題」「トヨタ社長の終身雇用難しい発言」からも見えるように、会社に勤めているだけでいい時代は徐々に終わりを告げ、個人が資産運用を本気で考えないといけない時代が来ました。
私も投資を始めて4年半、FXやバイナリーオプション、ソーシャルトレード、セミナー、教材購入、など数々経験してきましたが、投資を行うに当たってこの「再現性」と言うのが、もっとも重要と気づきました。
その数ある投資の中でも日本人に向いていて、「再現性」が高いものは、「米国株」であると考えます。
今回の記事のテーマは3点です。
「会社員がなぜ資産形成していかないといけないのか」「投資はなぜ再現性が重要なのか」「なぜ米国株投資なのか」について記事を書いていきます。
1 会社員がなぜ資産形成していかないといけないのか

1-1 今後終身雇用が難しい
令和改元日からすぐの、2019年5月13日に、車メーカー大手のトヨタ社長 豊田 章男氏より「終身雇用守るのは難しい」とのコメントや、経団連の中西宏明会長より「終身雇用なんてもう守れないと思っている」との発言がされました。
下記がその動画となります。
トヨタと言えば日本を代表する企業ですが、その大手企業が終身雇用が難しいとすれば、日本のほとんどの企業が終身雇用が難しいと判断してもいいのでは無いでしょうか。
若いうちにリストラされるのなら、まだ就職先があるとしても、ある程度勤続年数を積み上げて来た人が、リストラされるとなると、再就職先が見つかり辛い。再就職が見つかったとしても、資格や専門技術が無いと、年収は下がる方が多いと思います。
1-2 トレンドリスク(時代の変化によるリスク)
リスクには大きく2種類あり、トレンドリスクとヒューマンリスクがあります。
まずはトレンドリスクについて説明します。
トレンドリスクとはその名の通りです。
時代は常に変化しており、10年毎にトレンドが変わっていくと言われています。
今でこそ人気のYoutuberという職業は、10年前には無かったですし、今流行っているタピオカ屋を開店しても10年後売れているかと言えば、売り上げは落ちているでしょう。
安定職業といえば銀行員という時代も、メガバンク3行合わせて3万2千人の大型リストラを検討しているとまで言われています。

https://dot.asahi.com/wa/2019112700009.html?page=4
会社に勤めている以上、トレンドリスクというのは付いて回ります。
トレンドリスクの無い会社は、当選トレンドリスクのある会社に比べて安泰に見えますが、ガスや電気、水などのトレンドリスクが無いと思われていた、インフラ系の業界でも、自由化によって、競争は激しくなったくらいですから、トレンドリスクが完全に無い企業の方が少ないのでは無いでしょうか。
1-3 ヒューマンリスク(人によるリスク)
企業に勤めていると、このヒューマンリスクというのは、切っても切り離せないものです。
企業では、自分の給料を決めるのは、会社であり上司です。
つまり評価する人に依存してしまっているのです。
自分の価値を他人に決められ、他人の決めた評価額のもとで働かないといけないのです。
私はこれが何よりのリスクだと考えています。
また「年収2,000万円」問題からも、ヒューマンリスクが見えます。
平均寿命の増加も原因の一つと言われていますが、何よりも問題なのが人口の減少と高齢社会でしょう。

https://www.mhlw.go.jp/topics/nenkin/zaisei/01/01-02.html
これは厚生労働省のホームページから引っ張ってきた画像ですが、現役世代が納めた年金をその時々の高齢者に充てると記載があります。
一応年金制度に支障がきたさないように、過去の積立金を活用するとも記載がありますが、高齢社会がこのままのペースで進んでいくと、積立金で賄えないどころか、年金制度の存続すら危ないです。
若い世代が少なくなり、高齢者が多くなると、年金の減額、若い世代の年金納税の増加、場合によっては年金制度の撤廃等も考えられます。
資産形成を考えていかないと、せっかく医療が発達して、治らなかった病気も治るようになり、長く生きられてもお金が無いということになります。
この他にも資産形成をしないといけない理由はたくさんありますが、この項目だけでかなり長くなってしまいますので、またの機会にします。
2 なぜ「再現性」が重要なのか?

2-1 そもそも投資が怪しいと言われるのはなぜ?
「再現性のある投資」が大切という話をする前に、投資がなぜ怪しいと言われているか、考えていきましょう。
日本では義務教育で「投資」や「正しい」お金の使い方を学びません。
哲学者ソクラテスの言葉にもあるように、「無知は罪なり」です。
義務教育で習わないので、社会に出て投資に触れた時、誰もが初めてなのです。
知識が無い為、何が正しいか正しく無いか判断がつかないので、騙されてしまう人が出る。
逆に騙そうとする人も、知識がある人より無い人の方が、当然引っかけやすいですよね。
投資の知識がある人が少ないと分かっているので、必然と騙して儲けようとする人も投資業界には多くなってしまうのです。
ネットで調べると、「投資 詐欺」「投資 騙された」など批判的な声が多いので、投資=怪しいとなるのです。
では、一つ問いを出してみます。
想像してみてください。
義務教育で算数を習わないで、社会に出て、初めて買い物をしました。
(あなたは数字の大きさは分かりますが、引き算が出来ないとしましょう)
800円のものを買うのに対して、あなたは10,000円出しました。
店員は引き算が出来るのですが、あなたが引き算を出来ないことに気づき、お釣りは5,000円だよと言い渡します。
あなたは損をしていることに気づきますか?
どうでしょうか。きっと気づかないのでは無いでしょうか。
投資に踏み入れようとする時、全く投資の知識が無いか、少しなら知ってる程度です。
先ほどの例なら、数字の大きさすら知らない(全く投資の知識が無い)か、数字の大きさは知っているが、引き算が出来ない(少しなら知ってる程度)といった具合です。
義務教育で投資の授業やお金の使い方の授業が無い限り、投資の偏見は中々解消されないのでは無いかと私は思います。
では、この投資の偏見を解消するにはどうしたらいいか。
それが「再現性のある投資」が重要かにつながります。
2-2 なぜ「再現性のある投資」が重要なのか?
投資にマイナスの偏見がある以上、投資を始める障壁が大きくなってしまっています。
障壁が大きいと、人は出来ない理由を探します。
もし私が投資で成功を収めていたとしても、私が元々お金持ちだったらいかがでしょうか。
投資にマイナスの偏見がある人ならきっと、普段の生活に困っていないから、余剰金を投資に回して、たまたま稼げただけだ、と思うでしょう。
でも私は年収350万円のどこにでもいるサラリーマンです。
普段は恥ずかしいですが、「再現性のある投資」を求める上なら最高の条件です。
だって私がお金持ちになったら、同じような運用をすれば、多くの方が、資産を増やしていける証明になるのでは無いかと思うからです。
もちろんそれぞれ家庭状況が異なりますから、全く同じ運用とまではいかなくても、資金が最初からある人が成功した体験談よりは、説得力あるのでは無いでしょうか。
ここまで「再現性のある投資」の見られ方について話してきましたが、運用する側にとっても「再現性のある投資」は大切です。
たまたま今月FXで◯◯万円儲かったけど、同じような投資結果を出せないという人と、毎月コンスタントに勝ち続けられる、勝ちトレードと同じようなトレードを相場状況さえ整えば、いつでも行える人どちらがプロかといえば、後者です。
プロは自分の結果を再現することができます。
運用する側に取っても、見る側にとっても「再現性のある投資」というのはかなり重要になることをお分かり頂けたでしょうか。
上記理由から、私の投資のテーマは「再現性のある投資」であり、このブログのテーマも「再現性のある投資」なのです。
3 なぜ米国株投資なのか

なぜ米国株投資なのかは、様々な理由があるのですが、今回は1つだけ紹介します。
米国株の優位性として1記事書きたいので、ご容赦ください。

出典 ジェレミーシーゲル著 「株式投資の未来」
この図は米国株を語る上で、非常に有名な図なのですが、ジェレミーシーゲル教授の研究結果で1ドルを210年間運用した時の、運用成績を表しているものです。
計算を簡単にするために、1ドル100円換算します。
セクター | US Dollar(紙幣) | Gold(金) | Bills(短期国債) | Bonds(長期国債) | Stocks(米国株) |
評価額 | 5円 | 452円 | 28,100円 | 177,800円 | 70,499,700円 |
この結果見ていかがでしょうか。
現金が価値を落としたのに対して、米国株は100円が7千万まで増えています。
各セクターの特徴をしっかり捉えられています。
現金は、物の価値が高騰するインフレにより、現金の価値は落ちます。
インフレが起きるということは、今まで買えていた金額で同じものが買えなくなるということですから、現金の価値が落ちていますよね。
金の価格変動率はそこまで大きく無いので、現金を金に変えて資金を守る人もいるくらいです。
国債は国にお金を貸すわけですから、貸す期間が長ければ長いほど、利息が乗ってくるので、短期国債より長期国債の方が、評価額が高くなっています。
米国株が上がるということは、各企業の業績が良いということ。各企業の業績が良いと、アメリカの景気が上向きになる。
つまりGDP(国内総生産)が右肩上がりとなる。
アメリカのGDP(国内総生産)は世界一でずっと右肩上がりです。
ちなみに日本のGDP(国内総生産)は世界3位ですが、ずっと横ばいです。
日本株に投資するより、米国株に投資する方が優位性があると判断出来るので、私は米国株投資を行っていきます。
4 さいごに
今回の記事は、要点を3点に絞って書いていきましたが、各要点ごとにまだまだ書きたいことがある!といった具合です。
のちにもう少し詳しい記事を要点毎にまとめられたら、記事埋め込んで更新するようにします。
私が米国株投資でどのように資産が増えていくのか、資産運用状況を毎月更新致しますので、ぜひ今後とも読んで頂ければ幸いです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。